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やきそば

「自炊をしている」と言うとすごいとちやほやされる。何を作るのと聞かれて「やきそば」「毎日」と答えると苦笑いをされる。どうせ簡単だからとかそれぐらいしか作れないとかお金がないのねとか揶揄されるが、それはまったくもって違う。やきそばはうまい。うまいからやきそばを食べる。毎日。第一、簡単だからなんていう理由で毎日同じものを食べれるのなら白飯に納豆でいい。(いや、これもうまいし毎日食べれそうなので良いたとえになってはいないが)。とにかくやきそばはうまい。かれこれ2年半食べ続けているがこれだけは変わらない真理の域だ。少し前にソースや具を変えて味付けなども工夫したことがあるが、黄金の組み合わせを崩すことはできなかった。ソースはとんかつソース。これがベスト。全体的に甘くなる。具は玉ねぎとピーマンともやしと鶏のむね肉。むね肉というのが重要で、むね肉というとまたこれも苦笑いの標的になるのだが、(安いからではない!)このパサパサが良い。ベチャベチャなやきそばと絶妙なバランスを生む。こういうものを良い塩梅というのだと思う。(ベチャベチャというのも苦笑いの標的にされるが俺はベチャベチャのやきそばが好きなんだ!)。色気づいて目玉焼きなどを乗せたこともあったがまったくもって野暮だった。やきそばに添え物はいらない。
先日、「そんなものは自炊じゃない」と言われたことを思い出してこれを書きたいと思った。自炊もろくにしてないやつにそんなことを言われる筋合いはないし、俗な言い回しをすれば「死ね」と思う。

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